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第3四半期はコスト削減で赤字縮小  イオン九州    家電エコポイントの反動などで減収


 イオン九州株式会社(福岡市博多区博多駅南2丁目、岡澤正章社長)の2012年2月期第3四半期は、営業収益が前年同期比2・4%減の1801億45百万円、経常損失は2億89百万円改善して10億62百万円となった。
 期間中、サイクル専門店の「イオンバイク」を2店舗新規出店したほか、2地域と連携した電子マネー「地域WAON」を新たに発行したが、店舗売り上げに家賃収入などを加えた営業収益は、秋口から気温が高かったことや昨年同時期にあった家電エコポイント駆け込み需要の反動などで減収となった。一方で経費削減や売上総利益率の向上で損益は改善。営業損失は1億11百万円圧縮して10億76百万円となった。通期業績予想の変更はなく、営業収益は1・2%増の2578億円、経常利益は8・8%増の30億3千万円を見込んでいる。