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第16期の若手対象教育プログラムを開講 九州・アジア経営塾


週刊経済2025年10月29日発行号

地場企業などから36人が受講

リーダーシップ教育を運営するNPO法人九州・アジア経営塾(略称・KAIL、事務局・福岡市中央区渡辺通1丁目、橋田紘一理事長兼塾長)は10月1日、「第16期ヤングエグゼクティブ・プログラム(YEP)」を開講した。

変化への対応能力が問われる現在、同塾では従来の経営管理層向けのプログラムに加え、若手社員向けに実践的な学びの場を提供している。YEPは年々活況を呈しているといい、16期は前年よりも4人多い36人(平均年齢34・2歳)が地場企業などから派遣されて受講。チームビルディングなどをテーマに自社自組織の問題解決に取り組むための継続型ワーク形式セッションを来年3月までの6カ月間で計13回、90時間受講する。各界の第一人者の講師から学ぶだけでなく、塾生同志で議論し、自らの基軸を創っていく。開講式で橋田紘一塾長は受講生に「YEPを通じて『殻を破り』成長してほしい」と期待を語った。開講式後にはグループワークを実施し、チームごとに「チーム名」を考え、その背景にある思いを紹介し合った。