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競歩・藤井菜々子選手に市民スポーツ大賞 北九州市
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週刊経済2025年12月10日発行号
世界陸上銅メダル祝した応援ボードも
北九州市は12月2日、世界陸上の女子競歩で日本人女子初の銅メダルを獲得した藤井菜々子選手(26)に、北九州市民スポーツ大賞を授与した。
エディオンに所属する藤井選手は、9月に開催された東京2025世界陸上の女子20㎞競歩競技で、日本新記録(1時間26分18秒)を樹立し銅メダルを獲得。11月には、日本陸連による「アスリート・オブ・ザ・イヤ―」に女子競歩から初めて選出された。藤井選手は、北九州市立高校の陸上部出身で、高校在学中に長距離から競歩に転向した経緯があり、市にゆかりがある選手として今回の受賞を決めた。
同日、北九州市役所の1階で授与セレモニーを開催。銅メダル獲得を祝して制作した「全力応援ボード」も除幕され、武内和久市長とのトークセッションも開催された。武内市長は表彰状を手渡し、「パリ五輪での悔しい思いもあったかと思うが、それを乗り越えて今回、世界の舞台で栄光を掴まれたことは本当に素晴らしい。プロセスを一つ一つ大切にされている姿勢が、形になったのだと思う」との言葉を送った。藤井選手は「高校時代に北九州市で培ってきた練習や、皆様からの温かい応援が、世界で戦う上での大きな支えとなっている。今後も世界のトップを目指して、さらに努力を重ねていく」とあいさつ。高校時代の思い出を聞かれると、「練習して帰って寝るの繰り返しの日々だったが、焼肉とシロヤのパンが大好きだった」と笑顔で答えた。また、同日は都大路への出場を決めた母校、北九州市立高校女子陸上部の報告会も兼ねており、藤井選手は後輩たちに「どんなに小さなことでもいいので目標を持ってほしい。小さな目標から大きな目標へ繋げていくプロセスが大切だと思っている」とエールを送った。

