NEWS

空き家・空き地の見守りサービスを開始 福岡市シルバー人材センター


高齢者の就業創出へ

(公社)福岡市シルバー人材センター(福岡市博多区千代1丁目、中島紹男理事長)は7月1日、空き家や空き地の見守りサービスを開始した。

全国のシルバー人材センターが、深刻化する空き家問題の解消と高齢者の就業創出を目的に進める取り組みの一環。福岡市内に空き家や空き地を持つオーナーを対象に、現地の確認やその後の作業代行などを提案する。建物の外観や破損、雑草、庭木などの状況確認、報告書や写真の送付で2500円(手数料・郵送料込み)。また、敷地内の清掃や手取・手刈り除草、機械による草刈り、樹木の剪定・伐採、簡単な大工仕事などは、同センターに作業を依頼できる。

同センターは、1983年6月設立。定年退職者などの能力の積極的な活用を促進するための事業を行う法人で、現在約7000人の会員を保有している。

2017年8月1日発行