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積水ハウスと共同建築事業 悠悠ホーム


週刊経済2025年2月5日発行号

九州初のパートナーとして

 地場住宅メーカーの悠悠ホーム㈱(福岡市中央区天神1丁目、内山賢一社長)は、1月から積水ハウス㈱(大阪市北区、仲井嘉浩社長)と共同建築事業を開始している。

 積水ハウスは木造住宅の耐震性強化を目的に、これまで培ってきた安全・安心の技術をビルダーにオープン化する業界初の共同建築事業「SI(エス・アイ)事業」を2023年9月に開始しており、8社目のパートナー企業として悠悠ホームと新たに提携することで、九州での展開を強化する。同事業では耐震面の最も重要な部分のスケルトン(=S)部分である基礎、躯体、接合部分の施工を積水ハウスが、インフィル(=I)部分である内外装に加え、地域に密着した土地の仕入れ力や販売力を生かした顧客への提案や保証・アフター対応を悠悠ホームが担うことで、良質な住宅ストックの形成に貢献していく。

 内山社長は「住むほどに健康を実感できる家づくりを掲げてきたが、今回のSI事業への参入でさらなる安心・安全を届けていく。お客様と積水ハウスと当社が三位一体となって、新たな住宅の価値を創造していきたい」と話している。