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福岡空港第2滑走路の供用は3月20日に 国土交通省


週刊経済2025年1月22日発行号

当初の計画よりも約1週間前倒し

国土交通省は1月10日、福岡空港第2滑走路の供用開始日を当初の予定よりも約1週間前倒しし、3月20日とすることを発表した。

将来の航空需要増加に対応するため。2015年4月に新規事業として着工した第2滑走路は現在の滑走路に並行し整備され、延長は2500メートル。総事業費は約1643億円。すでに工事は終盤を迎えている。第2滑走路の整備に伴い、同空港における滑走路の処理能力は年間17万6千回(1時間あたり38回)から18万8千回(同40回)まで増加、今後の需要動向を踏まえ、地元の理解を得た上で増枠を検討した際、進入方式の高度化によっては年間21万1千回(同45回)まで増えるとされている。