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福岡県と災害時の徒歩帰宅者支援協定  福岡トヨペット    自動車販社では全国2番目


 福岡市博多区東光1丁目の自動車販売・福岡トヨペット株式会社(山口正俊社長)は、3月18日に福岡県と災害時の徒歩帰宅者の支援に関する協定を結んだ。
 地震などの大規模災害で交通機関が途絶した場合などに徒歩帰宅者を支援するもので、県内の新車販売店32店と中古車販売店7店の39店舗を「徒歩帰宅者支援ステーション」として設置。具体的には、徒歩帰宅者に対して、水道水やトイレの利用や地図などで道路情報、ラジオなどで得た通行可能な道路などに関する情報を提供する。県ではこれまでガソリンスタンドやコンビニエンスストアなどと同様の協定を結んでおり、同社との協定で災害時には県内2891施設が「支援ステーション」になる。自動車販売会社との協定は全国でも珍しく、神奈川県に続いて2番目。同社では、これまでの支援内容に加えて、広い屋内スペースの一時休憩所として提供したり、災害時に備蓄している飲料水を提供するという。