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福岡市実証実験フルサポート事業に採択 スポーツセンシング


競技向けコミュニケーションシステムで

スポーツ計測用電子機器製造・販売㈱スポーツセンシング(福岡市南区向野2丁目、澤田泰輔社長)は12月18日、スポーツの現場の効率化を目指したIoT連携の競技向けのコミュニケーションシステムで福岡市実証実験フルサポート事業の採択を受けた。
市では今年のラグビーワールドカップや2021年の世界水泳選手権など、国際スポーツ大会が開催されるのを機に、効率的な運動能力の向上や事故防止、大会運営の効率化などに向けた取り組みを進めており、その一環で「スポーツテック」部門を募集していたもの。同社では今後、音と画像を用いた1対多の相互コミュニケーションシステム「SPOCOMM(スポコム)」を中心に、運営や事務連絡、ボランティアスタッフ管理などスポーツ現場での実証実験を進めていく。同社では「引き続き機能拡張に向けた開発・実験に力を入れていきたい」と話している。
同社は2015年9月設立、資本金4000万円、従業員12人。業界初の6軸センサーは移動方向、向き、回転を検出でき、さらに移動距離や移動速度などを算出できる。

2019年1月22日発行