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福岡市南区玉川町の6階建てビル取得  宮田学園    来春から定員700人に倍増


 日本語学校の西日本国際教育学院、キャリア教育の国際貢献専門大学校を運営する学校法人宮田学園(福岡市南区塩原4丁目、宮田道郎学園総長)は7月27日、同区玉川町の6階建てビルを取得した。
 国際貢献専門大学校への志願者増加による定員超えに対応するため。場所は通称日赤通り沿い、ガリバー福岡日赤通り店隣り。6階建てで、建物面積は208平方m、延床面積は約690平方m。4教室と2つの実習室、ミーティングルーム、談話コーナーなどを設ける。現在の本館をITビジネス学科のメーン教室とし、別館として日本語教師養成学科、ワーキングスタディ学科の教室として利用していく。今回のビル取得により、来春からの入学定員はこれまでの180人から350人へ、総定員は360人から700人へと倍増する。同校では現在2学年3学科でベトナム、ネパール、中国からの学生413人が在籍している。宮田総長は「別館の取得でより多くの国際人育成に取り組むことができる。将来的な4年制大学移行に向けて邁進していく」と話している。
 同学園は1992年4月に財団法人日本語教育振興協会認定校として東和国際教育学校を開校し、2003年4月西日本国際教育学院に校名変更。12年4月、学校法人宮田学園を設立。宮田総長は八代市出身、東和大学工学部電気工学科卒、趣味はクルージング、ボクシング。