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福岡市中央区にサテライトオフィス 京都市の第一精工


顧客との交流の場として

電子部品や自動車部品などを開発・製造する第一精工㈱(京都市、小西英樹社長)は2月1日、福岡市中央区大名1丁目に「福岡サテライトオフィス」を開設した。
さらなる顧客との交流を図る場として開設したもので、サテライトオフィスとしては初の拠点。場所は通称東小姓町通り沿いのシェアオフィス「WeWork大名」内。昨年12月からWeWork大名の1階と2階の共有スペースを利用していたが、今回4人用のプライベートオフィスを契約しサテライトオフィスにした。総務部や調達部などの担当者が常駐し、多様な人・企業との交流や情報の入手、リモートワークの実験基地、出張の際に立ち寄れる場として活用するほか、4月からは人事課の新卒者やキャリア採用者への会社説明や面接を実施していく。
同社では「シェアオフィスに入居することで、これまで接触する機会の少なかった業種や業界、地域、人材との接点を設けていき、これまでの事業領域にとどまらない多様な取り組みを進めていく方針。今後は愛知県刈谷市にも2拠点目となるサテライトオフィスを開設する予定」と話している。
同社は1963年7月設立。資本金は85億2200万円。売上高526億円(連結)。福岡県内に大野城や小郡、大刀洗などに工場を構えており、同日付で沖縄オフィスも開設。福岡と沖縄の両拠点を活用し、スタートアップ企業や異業種ビジネスとの連携を進めるとともに、幅広い人材との交流の場としても役立てる。

2019年4月2日発行