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福岡市や熊本市の分譲130戸完売で増収増益  コーセーアールイー   連結売上高は45億6817万円


 マンション事業の株式会社コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の2013年1月期連結決算は、売上高が前年同月比25・7%増の45億6817万円、経常利益が66・4%増の3億2851万円で増収増益だった。
 福岡市内のファミリーマンション3棟80戸の完成物件が完売したほか、開発中の4棟168戸のうち、同市中央区平尾と熊本市九品寺の計50戸が完成前に完売し増収となった。収益面では、短期間でマンションが完売し、広告宣伝などの販売管理費が削減されるなどで増加した。事業別には、ファミリーマンション事業は売上高が84・8%増の26億6944万円、利益は3・2倍の2億9270万円。資産運用型マンション販売事業は、新築が昨年比9戸減の91戸と中古物件43戸を引き渡し、売上高が14・1%減の17億3075万円、利益が19・3%減の1億9196万円。不動産賃貸管理事業は、管理戸数が前年同期比197戸増の1690戸で、新規賃貸募集も早期に完了するなど順調に推移し、売上高が12・9%増の1億5555万円、利益が70・2%増の7278万円。そのほかの事業は、不動産仲介業やコンサルティング業をした結果、売上高が66・4%減の1241万円、利益が67・5%減の884万円だった。
 2014年1月期は、福岡都市圏で新築マンションの供給が継続して増えており、市況が引き続き好調に推移すると見込み、売上高が10・4%増の50億4200万円、経常利益が17・8%増の3億8700万円の増収増益を予想している。