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福岡市の都市戦略の分析本を出版 エリア・イノベーション・アライアンスの木下代表


初版は8000部を予定

まちづくり事業のマネジメント団体(一社)エリア・イノベーション・アライアンス(東京都品川区大崎2丁目 通称AIA)の木下斉代表理事は2月16日、福岡市の都市戦略を分析した本「福岡市が地方最強の都市になった理由」を出版する。自身5作目。

元福岡市長の進藤一馬氏など5人の功労者を紹介しながら都市経営や企業経営とどう向き合っていくべきか、また、今後の福岡市の期待と課題について記している。サイズは四六判で304ページ建て。価格は1500円。初版は8000部を予定し全国の書店で販売する。木下代表は「本書では都市分析の複雑さに注意しつつ、情報過多にならないよう都市経営につながる要素だけを抽出している」と話している。

木下代表は東京都板橋区出身。1982年7月14日生まれの35歳。早稲田大学政治経済学部政治学科卒‐一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。高校時代から早稲田商店街の活性化事業に参画し、2000年に全国の商店街の共同出資により㈱商店街ネットワークを設立。04年から経済産業研究所、東京財団の研究員としてまちづくり三法の改正や世界各国の中心市街地再生プロジェクトの調査研究に従事してきた。09年11月(一社)エリア・イノベーション・アライアンスを設立。従業員5人。趣味は飲みに行くこと。

2018年2月6日発行