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福岡市に5Gの体験ラボ開設 NTTドコモ九州支社


来春の商用サービス化に向け

㈱NTTドコモ九州支社(福岡市中央区渡辺通2丁目、山﨑拓執行役員支社長)は9月20日、同支社が入居する西鉄薬院ビル2階に第5世代移動通信システム(5G)を体感できる「ドコモ5GオープンラボFUKUOKA」をオープンした。
5Gは「高速・大容量」、「低遅延」、「多数端末接続」などの特徴を持ち、ドコモでは来春の5Gの商用サービス化に向けて9月20日からプレサービスをスタートした。今回のラボ開設はドコモ5Gオープンパートナープログラムに参画する企業・団体(全国で3000超、九州では200超)が5Gの通信環境を利用できる検証施設では九州では沖縄に次いで2カ所目、全国では同日に開設した7拠点を含め11カ所体制となった。施設面積は約198㎡。5G基地局をはじめ高精細映像機器やVR(仮想現実)・AR(拡張現実)装置、5Gプレ端末などを備え、5Gを活用した新たなサービスやソリューション創出につながる技術検証が可能になる。
同支社では「本環境を九州・沖縄エリアの企業・団体にも活用いただくことで、さまざまな業界のパートナーとの連携を強化し、5Gの新たなサービス創出に向けた取り組みを加速させる」と話している。
9月20日からのプレサービス開始に伴い、福岡地区では同施設のほか博多駅前広場(イベントスペース)、福岡市役所西側ふれあい広場がサービスエリアとなり、来春の商用サービス化までにFUKUOKA Growth Next(フクオカ グロース ネクスト)や福岡ヤフオク!ドームなどへエリアを拡大していく。

2019年10月1日発行