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福岡市で初のドローン実証実験 ANAホールディングス


西区唐泊港―玄海島間で

全日本空輸㈱などを傘下に置くANAホールディングス(東京都港区、片野坂真哉社長)は11月21日、福岡市で初のドローン実証実験を実施する。
福岡市、エアロセンス(東京都文京区、谷口恒社長)、国土交通省、環境省とともに参画する「平成30年度CO2排出量削減に資する過疎地域等における無人航空機を使用した配送実用化推進調査」で実施するもの。当日は西区の唐泊港をA地点、玄海島をB地点と位置付け、唐泊港から玄海島には地元漁協組合に書類や小型荷物を、玄海島から唐泊港へは海産物をそれぞれ運搬する。実験を通じて、玄海島におけるドローン物流の実現性やオペレーションの課題点などを洗い出すほか、費用対効果、CO2の削減効果などを検証する。

2018年11月20日発行