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福岡工場の屋根を全面改修 豊鋼材工業


投資額は約4000万円

鉄鋼及び金属加工販売の豊鋼材工業㈱(福岡県粕屋郡篠栗町、北沢祥社長)は来年1月から同所在地である福岡工場の屋根を全面改修する。投資額は約4000万円で工事完了は3月末。
工場の老朽化に対応し、雨漏りや自然災害などに備えるもの。現在の屋根の上から新しい屋根を取り付けるカバー工法で業務に支障が出ないうえ、二重になっているため断熱効果により夏場の暑さや冬場の寒さ軽減にもつながる。福岡工場は延べ床面積5043㎡で苅田工場に次ぐ2番目の規模。主に建築関係や建設機械向けの鋼板溶断、プレス加工業務を担う。
北沢社長は「自然災害が懸念される中、お客様への安定供給を考え、創業60周年を機に製造工場の改修を進めている」と話している。
同社は1958年6月設立、資本金4億5000万円。売上高は184億8000万円(2018年3月期)。社員数218人。北沢社長は愛知県豊田市出身。1958年2月2日生まれの60歳。創価大学法学部卒。趣味は絵画鑑賞、ゴルフ。

2018年12月18日発行