福岡三越にリロケーションコンサル店　東京のプラス

Tag:

週刊経済2024年1月30日発行号

「住まいの情報館」で九州初出店

リロケーション（転勤などで留守にする家を一定期間賃貸に出す）サービスを主軸とした不動産事業のプラス㈱（東京都港区、谷口裕義社長）は１２月２１日、福岡三越（福岡市中央区天神２丁目）にリロケーションのコンサルティングの「住まいの情報館 ダヴィンチ」をオープンした。
これまで首都圏や関西を中心に店舗を展開しており、今回が九州初出店。場所は福岡三越の婦人服・宝飾品フロアの６階、「ラウンジＢ」近く。店舗面積は４２㎡。スタッフ数は４人。同社が物件所有者と直接契約し借りた戸建てやマンションを、転貸により第三者（入居者）に貸し出すことで、所有者のリスクを軽減する転貸借契約方式を採用しており、独自のリスク保証を提供するほか、相談事に応じグループの弁護士法人や税理士法人につなげられる点などが特徴。社宅のリロケーションなど、クライアントは法人が多い。営業時間は午前１１時～午後８時。同社では「リロケーションに特化した会社は福岡では珍しい。まずは住まいの情報館を認知してもらうことでご相談のきっかけを作り、九州全域で賃貸や売買を手掛けていきたい」と話している。
同社は１９９６年創業。２０１３年４月設立。資本金９６００万円。㈱Ｄ２（ディーツー）ホールディングスを持株会社とするＤ２グループの事業会社。従業員数は約２４０人（グループ全体）。