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福岡ビジネス地区の平均空室率は8・15% 三鬼商事福岡支店調べ 前月比0・07ポイント上昇
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オフィス専門の不動産賃貸仲介業、三鬼商事株式会社福岡支店(福岡市博多区博多駅前1丁目)によると、福岡ビジネス地区の1月末時点の平均空室率は8・15%と前月比0・07ポイント上昇した。
1月は博多駅前地区や博多駅東・駅南地区で中小規模のオフィス需要が多く見られたほか、赤坂・大名地区でも店舗需要が出てきた。しかし、博多駅前地区で大型解約があったことや、天神地区でも館内縮小の動きが見られたことから、福岡ビジネス地区全体では募集面積が小幅に増加した。移転動向については中型・小型テナントの移転の動きが出てきているものの、大型テナントの動きはやや落ち着いている。同支店では「今年は福岡ビジネス地区で新築ビルの供給が相次ぐため、これから大型テナントの移転の動きが出てくることに期待している」と話している。
07年の福岡ビジネス地区の平均空室率は、5月末に6年10カ月ぶりに8%を割り込んだものの、8月以降は上昇傾向に転じ、10月末に8%台に戻した。11、12月も小幅に上げ、12月末時点で8・08%となっていた。

