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福岡ひびき信金と信用保証書の電子交付を開始 県信用保証協会


週刊経済2024年2月06日発行号

20金融機関目

福岡県信用保証協会(福岡市博多区博多駅南2丁目、山﨑建典会長)は1月4日から、福岡ひびき信用金庫(北九州市八幡東区尾倉2丁目、井倉眞理事長)との間で信用保証書の電子交付サービスを開始した。20金融機関目。
同協会では2022年8月から同サービスをスタート。今回の追加で全体の保証書発行件数の約93%が電子保証書に切り替わる。従来の保証書は専用紙に印刷し郵送で交付していたため、信用保証書発行から金融機関営業店への到着までに2~3日を要していたが、電子化で金融機関に即時交付することが可能となる。スピーディな融資実行のほか、ペーパーレス化への対応や、書類の紛失防止、書類管理コストの軽減、情報管理の安全性向上などが見込まれる。同協会では「今後も金融機関と連携して業務の電子化の取り組みを拡大し、お客さまの利便性向上に努めていく」と話している。