社名をＡｔｅｋ（エーテック）に変更　九州エース電研

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週刊経済2025年10月1日発行号

１０月１日付で

遊技場向け遊技機器、関連設備販売の㈱九州エース電研（福岡市中央区薬院４丁目、山田篤社長）は１０月１日、社名をＡｔｅｋ（エーテック）に変更した。

事業内容の多様化や現代の市場環境に対応するため、１２月に迎える設立５５周年を前に社名変更し、さらなるブランド力の強化を図る。新社名のＡｔｅｋは「Ａ」（エース）、「ｔｅ」（テクノロジー）、「ｋ」（九州）の頭文字を掛け合わせたもので、環境変化が著しいパチンコ産業においてテクノロジーを駆使した新たな事業創出と、これまでのリソースを生かした新領域にもチャレンジしていく思いを込めた。

また社名変更に伴い、同日付で藤村浩毅常務を専務に、山田哲也取締役が常務に昇格する人事を実施した。

山田社長は「当社はホール向け省力機器販売の㈱エース電研（東京都台東区）の地域販社としてスタートした原点がある。これまでのノウハウを生かしつつ時代や市場環境の変化にしっかりと対応しながら、さらなる事業拡大を目指していく」と話している。

同社は１９７０年１２月設立、資本金は１千万円、売上高は１０１億円（２０２３年９月期）、従業員数は５１人。

山田社長は福岡市出身、１９８２年１１月２９日生まれの４２歳。大東文化大学国際関係学部卒、趣味は息子の野球観戦。