石垣島のエフエム局とパートナーシップ協定　コミュニティメディアパートナーズ福岡

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週刊経済2025年10月29日発行号

双方の地域情報など発信

ＦＭラジオ局「コミュニティラジオ天神」（以下、コミてん）運営の㈱コミュニティメディアパートナーズ福岡（福岡市中央区大名１丁目、金山利治社長）は１０月７日、「ＦＭいしがきサンサンラジオ」運営の㈲石垣コミュニティーエフエム（沖縄県石垣市真栄里、仲筋正和社長）とパートナーシップ協定を結んだ。

九州・福岡をエリアとするコミてんと日本最南端のラジオ局であるＦＭいしがきサンサンラジオが連携し、番組出演者の放送での交流やそれぞれの地域情報、文化、食、音楽などさまざまな魅力を双方で積極的に発信していく。放送エリアを地域に限定したラジオ局・コミュニティＦＭは全国に約３４０局あるが、交流人口の活性化を目指した放送局同士の協定はめずらしいという。今後はリアルイベントでの交流も目指していく。金山社長は「新しいラジオ局の取り組み。多くの人が石垣島など八重山諸島をめぐるきっかけづくりができれば」、中筋社長は「社長に就任して３年目で、ファンの拡大やコミュニティＦＭの広がりを考えていたところ縁をいただけた。ともに音楽が活発なエリアとしてさまざまな交流をしたい」と話している。

コミてんは２０１２年６月設立。２０１３年１月開局。資本金５千万円。従業員数２０人（パートやアルバイトなど含む）。ＦＭいしがきサンサンラジオは２００７年設立。０７年開局。資本金３００万円。従業員７人（同）。