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県看護協会と医師会に医療用資材を寄贈 愛しとーと


週刊経済2022年3月8日発行

総額2300万円相当

化粧品、健康食品通販の㈱愛しとーと(那珂川市今光、中村浩之社長)は2月24日、福岡看護協会(福岡市東区馬出4丁目、大和日美子会長)と県医師会(同市博多区博多駅南2丁目、蓮澤浩明会長)に医療用資材を寄贈した。
長期にわたり猛威をふるう新型コロナウイルスが2022年に入り急速に拡大。病床確保や宿泊療養施設における医師・看護職員の24時間常駐や診療体制の整備、PCR検査センター運営など医療現場で深刻化している感染防護用資材のひっ迫状況に伴い、愛しとーとが輸入販売する「ガウン型防護服」と「KN95高性能マスク」を支援した。防護ガウンは4万5千枚、医療用マスクは1万6500枚、さらにフェイスシールドを県教育委員会通じて高校や特別支援学校など約60校に寄贈を調整中で、総額2300万円相当の寄贈となる。同日、看護協会で寄贈式を実施し岩本初恵CEOは「最前線で対応する医療従事者に感謝と激励の気持ちを込めたいと社員から寄贈の声が挙がった。また、経営者としては経済の落ち込み、自殺者の増加も非常に深刻で目を向けていかなければならない。支援の輪が広がることで少しでも命と向き合うきっかけになれば」とし、大和会長は「特に防護服は訪問介護に不足しておりすでに配布させていただいた。一般企業からバックアップしていただけるのは非常に心強い」と対談した。