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県産米使用のひやおろしを期間限定販売 県酒造組合と九州北部卸酒販組合


週刊経済2023年9月12日発行号

25の蔵元で

福岡県酒造組合(福岡市東区馬出1丁目、江﨑俊介会長)と九州北部卸酒販組合(同博多区博多駅東1丁目、今泉三千俊理事長)が共同企画する「福岡県産酒ひやおろし」を期間限定で9月9日から販売開始した。
ひやおろしは春に搾った酒を秋まで貯蔵して出荷する酒のことで、同企画では県産米を使用し地産地消を促進する。加盟する25の蔵元が「米どころ、酒どころ、福岡の美味しい酒」の共通赤ラベルをつけ一斉に販売する。
加盟店は㈲白糸酒造、大賀酒造㈱、㈱小林酒造本店、勝屋酒造、伊豆本店、寒北斗酒造㈱、瑞穂菊酒造㈱、大里酒造㈱、㈱山口酒造場、飛龍酒造㈱、㈱若竹屋酒造場、㈱いそのさわ、㈱篠崎、若波酒造、㈱花の露、比翼鶴酒造㈱、池亀酒造㈱、㈱杜の蔵、㈱喜多屋、㈱高橋商店、後藤酒造場、菊美人酒造、玉水酒造、溝上酒造㈱、林酒造。各蔵元が手掛けた純米吟醸など1100円~4千円で販売する。8月24日、福岡市のオリエンタルホテル福岡で酒販店や飲食店関係者向けに「ひやおろし試飲会」を開催。今泉理事長は「どこの蔵元も出荷数に限りがあり無くなり次第終了となる。恐らく10月中には完売するだろう。今年の味を堪能していただきたい」と話している。