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県内高齢者は114万人で高齢化率22・4%   県高齢者支援課調べ    前年から約3万人増


 福岡県内の65歳以上の高齢者は、今年4月1日現在で113万9770人となり、総人口に占める高齢化率は前期比0・5%増の22・4%となった。
 県保健医療介護部高齢者支援課が住民基本台帳を基に集計したもので、前年に比べ2万9267人が増加した。高齢化率が最も高かったのは東峰村の36・8%だった。次いで添田町(33・3%)、香春町(31・6%)、小竹町(31・0%)、みやこ町(30・8%)の順で続いている。高齢化率20%以上は23市24町2村の49市町村で、25%以上は16市16町2村の34市町村。30%以上は3市5町1村の9市町村。県内60市町村の8割を超える市町村で、5人に1人が高齢者となっている。
 逆に最も低かったのは粕屋町の14・9%で、新宮町(15・6%)、春日市(16・6%)、那珂川町(16・8%)、大野城市(17・0%)の順。福岡市の高齢化率は17・8%、北九州市は25・2%だった。
 福岡県内の高齢者は06年度(4月1日現在で集計)に初めて百万人を突破し、07年度には高齢化率が20%を超えて確実に高齢化が進んでいる。08年度には75歳以上の高齢者が50万人を超えて10%に達し、今年4月1日現在では57万3941人で11・3%になっている。