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県内地価動向は「実感値」、「予測値」ともにプラス 県不動産鑑定士協会


週刊経済2026年3月11日発行号

22回不動産市況DI調査

福岡県不動産鑑定士協会(福岡市博多区、淺川博範会長)は2月25日、第22回福岡県不動産市況DI調査を発表、県内地価動向は「半年間で地価が上昇した」を示す「実感値」、「今後、半年間で上昇する」を示す「予測値」は、昨年8月に発表した前回調査を上回った。

今年1月1日を基準日とした過去半年間の「実感値」は、県全体が前期比2・9ポイント増のプラス41・4ポイント。福岡市は同1・3ポイント増のプラス64・3ポイント、北九州市は同16・8ポイント増のプラス55・3ポイント、久留米市は同5・5ポイント増のプラス51・7ポイントとすべての項目で前回を上回った。一方、今後、半年間の「予測値」は、県全体が前期比2・6ポイント増とプラス26・7ポイント。福岡市は同7・8ポイント増のプラス44・4ポイント、北九州市は同18・4ポイント増のプラス48・9ポイント、久留米市は同1ポイント減のプラス33・6ポイント。久留米市のみ前回をわずかに下回ったものの、依然として高止まりが続くとしている。

取引件数DIは、実感値、予測値ともにマイナスで推移しているものの、戸建販売、マンション販売、仲介物件で実感値、予測値ともにマイナス幅が縮小。戸建販売件数は実感値が8・6ポイント改善しマイナス21・9、予測値は2ポイント改善のマイナス26・8ポイント。マンション販売件数は実感値が9・4ポイント改善しマイナス6・3、予測値は9・8ポイント改善のマイナス9ポイント。仲介物件件数は実感値が0・9ポイント改善しマイナス7・9、予測値では2・1ポイント改善しマイナス9・2ポイント改善のマイナス9・2ポイント。一方、建築件数は建築費高騰の影響で、マイナス幅が実感値、予測値ともに拡大。実感値は12・9ポイント悪化しマイナス40・2ポイント、予測値は8・4ポイント悪化しマイナス36ポイントだった。アンケートは昨年10月~12月に実施。2606通のうち、有効回答数は544。