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県内企業の働き方改革の実態を調査 東京のFCEプロセス&テクノロジー


「満足」は半数

労働面で単純な関節業務を自動化するテクノロジー・RPA(ロボパット)の自社システムを展開する㈱FCEプロセス&テクノロジー(東京都新宿区、永田純一郎社長)は3月12日、福岡県内で勤務する会社員300人を対象に実施した働き方改革の実態調査結果を公表し、約6割が「満足」と回答したと発表した。
30代から50代の男女を対象に2月4日から12日まで実施した調査で、同社がランダムにメール送るアンケート形式で募った。「自社が働き方改革に取り組んでいるかどうか」で「はい」と回答したのは、64%、「いいえ」と回答したのは36%だった。具体的な取り組みについては長時間労働や残業、休日出勤の是正が73%、続いて有給や休暇、育児休暇の取得推奨が60%と労働時間に関わるものが大変を占めていたという。それを受け調査した「満足度」は「満足している」が49%、「満足していない」が51%だった。
安宅奈津子広報室長は「首都圏でも同様の調査を行ったが、福岡でもほぼ同水準で働き方改革が進んでいる。特に時短、自動化への意識が高まりつつあり、弊社が展開するRPAシステムの普及に繋げていけたら」と話している。

2019年4月23日発行