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県の「共助社会づくり基金」に寄付100万円 大坪GSⅠ


週刊経済2025年6月11日発行号

5年連続5回目

リサイクル業を手掛ける大坪GSⅠ(柳川市大和町、大坪尚広社長)は6月3日、福岡県の「福岡県共助社会づくり基金」に対し、100万円を寄付すると発表した。
「多様な主体が協働して地域課題を解決する」ことを目的とした基金で、2020年に創設。地域の災害支援や子ども支援などを展開する「ふくおか地域貢献活動サポート事業」に活用されてきた。同社の寄付は5年連続5回目(累計500万円)で、用途として「困難な状況にある子ども支援枠」の助成に充てる。
同日、福岡県庁で寄付金の贈呈式を開き、服部誠太郎知事が大坪社長に目録や表彰状を手渡した。大坪社長は、「福岡の企業として、やはり寄付を行うなら福岡の問題解決につながるところにしたいという思いがあった」と基金への共感を語り、「私が社長に就任して以降、毎年寄付を続けてきたが、社長を続ける限りは寄付を継続する」と宣言した。服部知事は「この基金は、こうした地元企業の理解なくしては運営を続けてこられなかった。御社のように毎年支援してくれている企業も多く、本当にありがたい」と繰り返し感謝の思いを話した。