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申込者数1752人で、競争率は19・3倍   福岡県上級職員試験    「行政」は27・7倍


 2009年度の福岡県上級職員(大学卒業程度)採用試験の申込者数は2196人で、前年比25・3%増だった。
 採用予定数は114人で前年度に比べ20人増えたものの、申込者が444人増えて、競争倍率は前年度の18・6倍から19・3倍に上がった。最も採用数が多い「行政」には37人の採用に対して1025人の申し込みがあり、前年比56%増。採用数が16人増えたため、競争倍率は31・2倍から27・7倍に下がった。「学校事務」と「児童福祉」を合わせた事務系全体では、67人の採用に対して申込者数は1687人。前年比34・3%増で、前年度の24・1倍から25・2倍に上がった。技術系では、47人の採用に対して申込者数は509人。前年比2・6%増で申込者数は増えたが、採用予定数が5人増えたため、競争率は11・8倍から10・8倍に下がっている。試験区分ごとの競争倍率で最も高いのは「機械」の32倍。次いで「行政」の27・7倍、「化学」の25倍、「学校事務」の22・3倍の順。試験は6月28日に第1次、7月下旬~8月上旬に2次試験を実施し、8月下旬に合格者を発表する。なお、競争倍率はすべて申込者数ベースで換算しており、昨年度は申込者1752人に対して受験者数は1122人だった。