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田川郡添田町に明太せんべい工場開設  山口油屋福太郎    投資額は2億5,000万円


 辛子明太子製造、外食産業資材卸業の株式会社山口油屋福太郎(福岡市南区五十川1丁目、山口毅社長)は、来年2月に田川郡添田町の清酒工場内で明太せんべい工場をオープンする。
 2006年8月に買収した酒造メーカー・よろずや酒造株式会社の清酒工場の未稼働部分を有効活用するもので、2億5,000万円かけて内装工事と製造ライン導入を進めている。敷地面積1万2,000平方mに平屋建ての建物(3,335平方m)があり、そのうち明太せんべい工場の床面積は1,200平方mになる。清酒工場の床面積は666平方m。駐車場1,000台収容可能。自社ブランド商品の中で同商品の売上高がトップで、07年12月期の同商品の売上見込みは8億円だが、同工場の8時間稼働で売上高10億円程度の製造能力がありさらなる売上拡大を目指す。
 山口社長は「設備投資や稼働時間拡大を進め、さらなる供給力アップに努める」と話している。