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産学官民で社会課題を解決する事業を公募 福岡市とFDC


週刊経済2023年11月28日発行号

介護、障害者支援などのテーマで

福岡市と福岡地域戦略推進協議会(略称FDC、福岡市博多区博多駅前2丁目、麻生泰会長)は11月16日、介護や障害者分野で社会課題解決に取り組む事業の公募を開始した。
人生100年時代を見据えた持続可能な社会をつくるプロジェクト「福岡100」が目指すまちづくりを産学官民で実現していくため、福岡市とFDCが運営する事業提案窓口「福岡100ラボ」で公募する。これまでに3事業を進めており、新たに先進的なアイデアやAI・IoTなどの先端技術を活用し社会課題の解決を促進する。今回公募するテーマは「介護人材のウェルビーイング向上にむけた仕組み、取り組み」と「外出困難な重度障害者等の就労や社会参加の実現」の2つ。応募資格は、テーマに沿って事業を推進できる全国の法人。募集期間は12月26日午後5時まで。福岡市は、事業実施時に市のHPなどでのPR、関係者との調整、応募事業者が当該事業に関連して実施する催しなどへの共催で支援する。