生成ＡＩプラットフォームに４つの最新ＡＩモデル追加　ＱＴｎｅｔ

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週刊経済2025年7月9日発行号

計１１モデルに対応

九電グループの情報通信事業会社、㈱ＱＴｎｅｔ（福岡市中央区天神１丁目、小倉良夫社長）は６月３０日、独自の法人向けマルチ生成ＡＩプラットフォーム「ＱＴ‐ＧｅｎＡＩ」に４つの最新ＡＩモデルを追加し、合計１１モデルに対応した。

最新の高性能モデルを追加することで、長文要約や画像の読み取りなどさまざまな利用シーンに対応したＡＩモデルの選択が可能となり、難解な問題にも、より精度の高い最適解の提案を進めていく。今後も最新のＡＩ技術をスピーディーに取り入れ、あらゆるビジネスシーンで活躍できる実用的な生成ＡＩサービスを目指す。

今回、新たに追加したＡＩモデルは「Gemini 2.5 Pro」「Gemini 2.5 Flash」「Claude Opus 4」「Claude Sonnet 4」の４つ。Gemini 2.5 Proはマルチモーダルに対応しているGeminiシリーズのハイエンドモデルで、難解な問題にも対応可能な推論モデル。Gemini 2.5 Flashは速応答とコスト効率を両立したハイブリッド推論モデルで、推論のオンオフ選択可能。Claude Opus 4はシリーズ最高峰の知性で専門家レベルの深い推論力を発揮し、高度な要求に対応可能。Claude Sonnet 4は優れた応答速度・コスト効率で長い文脈理解と一貫性が向上した信頼性の高い主力モデルという。