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環境防災を株式追加取得で完全子会化  FRIC    地域横断型部門事業編成を強化


 交通・都市などの調査・計画・設計コンサルタントの株式会社福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、山本洋一社長)の戦略子会社・株式会社福山リサーチ&インキュベーションセンター(FRIC、同所、福島宏治社長)は7月14日、連結子会社で建設コンサルタント業の株式会社環境防災(徳島市鮎喰町1丁目、斉藤弘社長)の発行済み株式を追加取得し、完全子会社化する。
 取得数は980株。完全子会社化により、以前から進めていた各事業地域でエリアを超え連携した生産体制を構築する「地域横断型部門事業部編成」の強化を図る。
福山コンサルタントは2009年10月、四国地方への事業展開と民間事業分野の拡大を目的に、環境防災を孫会社化。FRICが発行済み株式を100%所有していた株式会社ティーネットジャパン(高松市、中尾隆治社長)から51%、1020株を取得している。
 環境防災は1961年8月設立。資本金は5000万円。13年5月期決算の売上高は6億1700万円。発行済み株式は2000株。徳島市を中心に四国地区で官公庁や民間を顧客に環境調査、地質調査、土木、建築設計、耐震防災設計などを手掛けている。