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環境私募債1億円を発行  山本設備工業   西シ銀が受託


 管工事、水道施設・消防施設工事業の山本設備工業株式会社(福岡市南区那の川1丁目、山本慎一社長)は8月5日、西日本シティ銀行保証付きの「環境私募債」1億円を発行した。
 2回目の無担保私募債で、今回は同行が環境に配慮した経営を行っている企業を対象に昨年2月から受託を開始した「環境私募債」として発行。通常の私募債よりも発行コストが優遇されているほか、社内外に対して財務内容の健全性に加え環境問題への取り組みもアピールする。期間は3年(期日一括償還)。
 同社は1956年(昭和31年)2月創業、61年3月設立。資本金5000万円。従業員42人(08年2月現在)。創業以来、空気調和・給排水衛生設備の設計施工から一貫したサービスで、商業ビルやマンション、アパートなどの大型物件を中心に施工し、業界地場上位にランク。環境への取り組みとしては、今年7月に「エコアクション21」認証を受けた。また「山本設備チャレンジ2009」では、「電気使用量2%削減」活動として、室内温度管理の実施、クールビズ・ウォームビズの実施など、また「総排水量(給水量)の1%削減」の活動として、雨水貯水槽の作成・利用など社員全員で取り組んでいる。