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環境機械などメーカーのM&A強化 三友機器


事業の底上げ図る

食品包装、畜産環境プラント設計施工の三友機器㈱(福岡市中央区大手門1丁目、河内旭会長)は、環境プラント事業の強化を目的としたM&Aを強化する。  同社では昨年7月、食品廃棄物の乾燥機や分別機などを手がける共立工業(神奈川県相模原市)の全株式を取得し、三友共立工業として子会社化。同社が持つ圧力容器の技術や特許を、三友機器が力を入れている環境プラント事業に取り込み、事業の底上げを図っている。現在株式取得に向けて複数社と調整を進めているが、今後も環境に特化した機械などを取り合うメーカーの取得を強化していく。同社では「現在グループの新工場建設を計画している。食品包装、畜産環境プラント両事業で、事業を拡大していくためにもM&Aを積極的に進めていきたい」と話している。  同社は1975年11月設立。資本金は5000万円。従業員は117人。売上高は約120億円。  河内会長は1946年1月9日生まれの74歳。熊本県山鹿市出身。趣味はゴルフ。

2020年2月26日発行