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玄海興行のSDGs私募債を受託 福岡中央銀行


週刊経済2022年1月18日発行

収益の一部をSDGsに貢献する団体等へ寄付

㈱福岡中央銀行(福岡市中央区大名2丁目、古村至朗頭取)は12月30日、総合ビルメンテナンス業の㈱玄海興行(福岡市早良区南庄2丁目、奥村伸弘社長)が発行する「福中銀(よか未来の応援債)」を受託した。
発行額は5千万円。期間は5年間。「よか未来の応援債」は、受託する福岡中央銀行が私募債発行に伴う収益の一部をSDGsに関する団体などへ寄付する銀行保証付私募債。同行では11月から取り扱いを開始し、今回が初めての受託案件。「今後も地域のお客さまとともにSDGsへの取り組みを推進し、持続可能な社会づくりに貢献していきたい」としている。
玄海興行は1976年3月設立。資本金は2千万円。事業内容はマンション、オフィスビルの設備管理、清掃、消防設備点検等の総合ビル管理および産業廃棄物収集運搬業務、不動産業務など。従業員数は45人。同社では「ビル機能がますます高度化、多様化する中、さらに付加価値の高い総合ビル管理業を目指す」としている。