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物流会社向けの受注強化  キャム


基幹業務システムで業務を効率化

システム開発の㈱キャム(福岡市中央区大名2丁目、下川良彦社長)は、企業の会計・人事・生産などの基幹的業務を統合して効率化するERP(基幹業務システム)を物流会社向けに受注強化する。
同社では、㈱イー・ロジットが自社開発した倉庫管理システムと同社ERPの「CAMMACS」を約2年間連携。受注データやEC物流の入荷から出荷までの基礎構築などで業務の効率化に繋がる良い効果が出たことで4月1日に業務提携をした。今後はサポート協業を進め、物流会社向けにEC物流でのERPの製品化を目指し、在庫管理や売上データの管理などをスムーズにすることで、物流業界の経営効率化をサポートする。下川社長は「物流は生活に必要不可欠な存在。クラウド情報処理と安全性の向上に努め、利用者の増加を目指したい」と話している。
同社は、1993年6月設立。資本金3000万円。20年3月期の売上高は約2億5000万円。従業員数は21人。

2020年6月9日発行