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熊本県人吉市に974kWの太陽光発電所  芝浦グループホールディングス    総事業費約3億5000万円


 メガソーラーの企画、開発の芝浦グループホールディングス株式会社(北九州市小倉南区上石田4丁目、新地哲己会長兼CEO)は5月31日、総事業費約3億5000万円かけ熊本県人吉市願成寺町に発電出力974kWの太陽光発電所「九州ソーラーファーム13 願成寺発電所」を着工した。7月末完成予定で、8月から稼働する。
 同社が運営する発電所は熊本県内3カ所目で、全体で9カ所目。一般家庭の電気量約184世帯分を賄える願成寺発電所は、人吉市では初の太陽光発電所になるという。場所は一二三ヶ迫団地から九州自動車道を挟んだ向かい側。敷地面積1万3643平方mで、パネル枚数は約3360枚。年間予想発電量は104万kWhで、年間約4000万円を売電する見込み。同社では「今後は九州以外で初となる山口県内でも太陽光発電所事業に取り組みたい」と話している。
 同社は1984年創業、2009年3月設立。資本金4億5400万円。グループ従業員118人。2012年7月期グループ売上高は45億6000万円。新地会長は田川市出身。1953年4月6日生まれの60歳。門司工業高校卒。趣味は仕事、ツーリング。