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熊本県から「森林吸収量認証書」交付 西部電気工業


週刊経済2022年1月25日発行

菊池市で森林整備活動を実施

情報通信エンジニアリングの西部電気工業㈱(福岡市博多区博多駅東3丁目、熊本敏彦社長)は1月12日、熊本県から「熊本県森林吸収量認証書」の交付を受けた。
2010年にスタートしたこの制度は、熊本県地球温暖化の防止に関する条例に基づき、企業のCSRやカーボン・オフセットの取り組みを支援するもので、前年度に実施した森林整備活動を二酸化炭素(CO2)の吸収量で認証することにより森林の公益的機能の持続的発揮に資するとともに、地球温暖化の防止等に寄与することを目的としている。西部電気工業では2020年度は48・27t─CO2/年の二酸化炭素吸収量が認証された。
同社は社会貢献の一環として熊本県菊池市と協働で森林整備活動「西部の森きくち」を進め、水源かん養や地球温暖化防止等の環境保全に寄与してきた。さらに同市が目指す「癒しの里きくち」づくりにおける「日本一の桜の里」プロジェクト推進を目的とした森林整備への支援として植樹や下草刈りも実施している。