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熊本市と包括連携協定を締結 JR九州
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週刊経済2026年4月15日発行号
豊肥本線のさらなる強化などを推進
九州旅客鉄道㈱(JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、古宮洋二社長)は3月31日、熊本市(大西一史市長)と包括連携協定を締結した。
半導体関連産業の進出に伴うJR豊肥本線の乗車人員増加や熊本県による空港アクセス鉄道の整備、JR豊肥本線の輸送力強化、駅周辺開発などが進むなど、JR豊肥本線を取り巻く環境が大きく変わる中、安全で快適な移動の提供や地域課題の解決などを通じて、沿線人口・交流人口の創出による持続可能なまちづくりに貢献するため、両者が多様な分野で包括的な連携と協力関係を築き「鉄道交通を主軸とした共創のまちづくり」を推進する狙い。
具体的には、交通の要衝である南熊本駅において交通結節機能を抜本的に強化。駅前広場のモビリティハブ化や駅南側からのアクセスなどと併せて、拠点性向上に向けた将来ビジョンの検討を共同で進め、南熊本駅周辺の総合的なまちづくりを推進し、豊肥本線のさらなる強化と駅周辺への人流や賑わいの創出、中心部の混雑分散など、多面的な効果につなげていく。また、陸の玄関口である熊本駅の利便性や安全性の向上、さらに駅周辺の混雑緩和を図るため、新幹線口駅前広場の全面リニューアルを推進する。
このほか、全国的な技術者不足やインフラの老朽化が社会課題となる中、持続可能な交通インフラの構築に向けて、熊本市管内にある跨線道路橋などを対象に複数年度にわたる包括的な維持管理の実現に向けて検討する。熊本市が目指す「上質な生活都市くまもと」と九州新幹線の中心に位置する熊本駅の立地を生かし、定住人口増加施策を検討し、定住人口や交流人口の増加、さらには九州全体の経済活性化をけん引することを目指す。

