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焼き菓子店のFC全国展開を計画  エム綜合企画など3社    南区に1号店


 販促企画・店舗運営の有限会社エム綜合企画(福岡市南区若久3丁目、国分孝徳社長)など3社は、焼き菓子店のFC事業全国展開を計画している。11月10日、同市南区向野2丁目にFC1号店の焼き菓子店「博多萬宝焼 大橋店(仮称)」をオープン。年内に3店舗、来年4月までに8店舗の店舗開設を目指す。
 主力商品はマンボウの形をした焼き菓子で、マンボウ焼きの型を製造した株式会社ハヤシ(福岡市博多区榎田2丁目、林秀憲社長)と店舗・商品デザインを担当した株式会社良品工房(福岡市博多区博多駅前3丁目、重松克則社長)と共同で有限会社エム綜合企画内にFC本部を設置。北九州、久留米など福岡主要都市での出店を目指し、その後FCに興味のある企業の問い合わせに応じて順次エリアを拡大していく。大橋店は西鉄大橋駅北西側高架橋下のビリヤード店「ブラックヴィーナス」駐車場内。北東側5・2平方mのスペースに店舗を設置する。メニューは生地に小麦粉を使用したスイーツが餡子、カスタード、チョコの3種類。生地に米粉を使った総菜が高菜など2種類を揃える。店舗運営を担うビリヤード店内には喫茶スペース(4人掛けテーブル席7席)も完備。価格は1個150円で、営業時間は午前10時から午後8時まで。スタッフ数は2人。国分社長は「まずは福岡県内の地盤を固めて新規事業に取り組む企業にFC展開を提案していきたい。1店舗あたり350~500万円の売り上げを確立し、3年で3億円の売り上げを目指したい」と話している。
 同社は1986年設立。資本金は500万円。従業員数は2人。国分社長は福岡市南区出身、1966年10月19日生まれの43歳、趣味はゴルフ。