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無印良品とコラボで団地リノベーション   UR都市機構九州支社    貝塚団地と下大利団地


 UR都市機構九州支社(福岡市中央区長浜、内山省吾支社長)は12月8日、管理するアーベインルネス貝塚団地(福岡市東区貝塚)と下大利団地(大野城市下大利)の一部住居で、無印良品の住宅事業部門・株式会社MUJI HOUSEとコラボレーションしたリノベーションを実施したことを発表した。
 12年に関西圏から始まった取り組みで、九州では初めて。「こわしすぎず、つくりすぎない」をコンセプトに、Webを通じて一般の意見も取り入れながらリノベーションを進めた。貝塚団地では、ファミリー向けに2LDK2戸、下大利団地では主に単身者向けに1LDK4戸を改装しており、12月15日に内覧会を実施する。いずれも改装後は、家賃を既存から2割程度引き上げる予定という。
 同機構では近年、産官学と連携した団地リノベーション事例を増やしている。同機構担当者は「一貫して団地ばかりを作ってきた我々では思いつかない発想が、コラボによって実現していることは非常に意義がある」としている。