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海洋ロボットコンテストで優秀賞 九州職業能力開発大学校


「AUV部門」で

ものづくり産業に特化した教育プログラムを実施する九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、岡田龍雄校長)は10月13日から2日間開催された「第4回 海洋ロボットコンペティションin沖縄」に出場し、優秀賞を獲得した。同賞の獲得は16年の初出場以来2回目。
同大会は、海洋ロボットの研究、教育の活性化を目的に、沖縄海洋ロボットコンペティション実行委員会、琉球大学産学官連携推進機構が主催している。実際の海でロボット操作力を競うもので、今年は全国の大学、大学校から14チームが出場、そのうち同大学校含め7チームが賞を獲得した。
同大会では、ROV(遠隔操作型ロボット)、AUV(自律走行型ロボット)、フリースタイルの3部門が設けられ、同校はAUV部門で2位の優秀賞を獲得した。自身の判断で海中を進むようにプログラミングした自律型の水中ロボットが、GPS情報などを利用してスタート地点から目的地までたどり着いたことが評価され、優秀賞を獲得した。
同大学校では「今後もさまざまな大会で活躍する学生を輩出し、ものづくり産業に貢献していきたい」と話している。

2018年11月13日発行