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沖縄・那覇市に5月1日支店を開設 メタルワン九州


同西日本、四国と7月に統合

鉄鋼総合商社の㈱メタルワン九州(福岡市中央区天神2丁目、松下幹彦社長)は5月1日、那覇市久茂地3丁目に那覇支店を開設した。
メタルワングループは国内販売基盤強化を目的に、7月に西日本地区の子会社3社・メタルワン西日本(広島市中区大手町)、メタルワン四国(高松市古新町)、メタルワン九州を経営統合する。統合会社メタルワン西日本を設立し、メタルワン九州はメタルワン西日本の九州支社となる。那覇支店は統合に先立って地域密着のサービス体制を整備するために、メタルワン九州の4拠点目として開設した。統合後も九州支社に属する営業拠点となる。場所は沖縄都市モノレール「ゆいレール」県庁前駅北東の「國場ビル」9階。事務所面積は32㎡で、スタッフは2人。同社は「九州・沖縄における鉄鋼業界は自動車、建設、半導体を中心におおむね好調を維持するとみている。沖縄市場の将来性を見据え、支店開設によりグループ力を結集して営業活動に拍車をかけていく」と話している。
メタルワン九州は三菱商事㈱と日商岩井㈱(現・双日㈱)両社の鉄鋼製品事業が統合したことに伴い、地域密着展開を進めるため2003年1月に設立。資本金4億円。売上高は185億円(17年3月期)。従業員数23人。

2018年5月29日発行