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永和ビルテックなど2社を子会社化 ケイ・テクノス


管工事や電気工事業強化

協和エクシオグループで電気通信設備工事の㈱ケイ・テクノス(福岡市南区那の川1丁目、林田修社長)は7月31日に空調・衛生設備工事の㈱永和ビルテック(田川市川宮、中村克己社長)など2社の発行済み株式全てを竹志田勝永和ビルテック会長一族から取得し子会社化した。
株式取得したもう一社はメンテナンス部門を担う㈱永和メンテナンス(同所、竹志田勝社長)。ケイ・テクノスは電気通信設備のほかに土木・舗装工事や電気空調工事などを展開しており、今回管工事や電気工事業強化の一環として県内を中心に空調・衛生工事の設計・施工からアフターサービスまでをワンストップで手掛ける両社を買収したもの。今後は2社の技術力や事業領域を融合させ、人材やノウハウの共有、リソースの最適化を図り、都市インフラ事業の拡大を目指す。永和ビルテックは1986年10月設立。資本金2100万円、2018年9月期の売上高は4億4300万円。永和メンテナンスは2006年8月設立。資本金500万円。2018年3月期売上高は3100万円。林田社長は「電気通信工事を並行していく一方で一般市場工事のウエイトを拡大していく」と話している。
ケイ・テクノスは東証一部上場の㈱協和エクシオの100%出資で、1973年設立、1982年12月創業。資本金5000万円。従業員は71人。2019年3月期の売上高は18億円。林田社長は長崎市出身、1955年4月9日生まれの64歳。趣味は魚釣り。

2019年9月18日発行