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水田除草機がグッドデザイン賞を受賞  オーレック


米作り作業改革が評価

乗用草刈機、自走式草刈機メーカーの㈱オーレック(八女郡広川町、今村健二社長)は、公益財団法人日本デザイン振興会の2019年度グッドデザイン賞を受賞した。
4月の応募から一次、二次審査を経て、製品、建築、ソフトウエア、システム、サービスにおいて優れたデザイン力や創造性を評価するもの。受賞の証として「Gマーク」を使用することができPRに活用できる。同社が受賞したのは水田除草機「WEEDMAN(ウィードマン)」で、2017年に同社初の水田用として発売。「回転式レーキ(熊手、手把)」と「除草刃ローター(回転翼)」装備で、条間のみならず、従来では難しかった株間の除草を実現したのが特徴。また、機体前方に作業機を配置したことで、作業を目視確認でき、確実な除草が可能になった。審査では「米作りという日本人が長らく従事してきた作業を根本からイノベーションするようにデザインされている。特に水田除草作業をメインに据えた車体設計などの発想が高く評価された」という。同社では「今後も製品開発サービス向上を追求し、安全安心な食と農の発展に貢献していく」と話している。

2019123日発行