NEWS

樹脂を配合した一枚板テーブル 関家具


国土交通省住宅局局長賞を受賞

 家具製造卸業の㈱関家具(大川市幡保、関文彦社長)は10月4日、木の割れや穴などに樹脂を配合して一枚板テーブルとして商品化した新ブランド「IDEA・レジンシリーズ」を発売した。

丸太を切断して作る一枚板テーブルの自社ブランド「アトリエ木馬」の製造工程で余った材木を有効活用するために、材木の割れや穴の部分に樹脂を配合して製品化したもの。価格はデザインやサイズによって異なる。また10月4・5日開催のバイヤー向け家具展示会「OKAWA FUTURE GURNITURE2017」で第27回新作デザインコンペ国土交通省住宅局局長賞を受賞。関社長は「これまで使用できなかった材木を無駄なく使えるのに加え、割れや穴なども木の個性ととらえた魅力ある商品ができた」と話している。

2017年10月31日発行