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横浜市の有料老人ホームの運営を子会社に変更 シダー


施設増強と将来の収益拡大図る

全国でデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する㈱シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、座小田孝安社長)は1月21日、介護付有料老人ホーム「靎見の鄕(つるみのさと)」(横浜市鶴見区下野谷町、3月1日開設予定)の運営を、連結子会社の㈱パイン(福岡市東区和白丘2丁目、松尾剛社長)に変更し、同施設のリース賃借を決めた。
同社は昨年度の横浜市の特定施設入居者生活介護の事業者公募に選定されていたが、運営事業者を変更することで、パインの老人ホーム事業の施設増強と将来の収益拡大を図る。同施設の床面積は3636㎡。大和ハウス工業㈱(大阪市北区、芳井敬一社長)から総額7億2737万4000円(取得価額相当額)で賃借する。開始日は3月1日。座小田社長は「リースの活用で資金の効率的運用を図る」と話している。
シダーは1981年4月設立。資本金4億3228万円。2018年3月期売上高は138億6100万円。従業員数1939人。現在全国104拠点で展開している。
パインは2008年4月設立。資本金4000万円。

2019年1月29日発行