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横浜市の排水処理機器メーカーを子会社化 ゼオライト


週刊経済2025年3月19日発行号

松井専務が代表取締役に

水処理プラント設計・施工業のゼオライト㈱(福岡市博多区那珂5丁目、嶋村謙志社長)は2月25日、横浜市神奈川区の水処理機器メーカー新港テクノ㈱の全株式を取得し子会社化した。

排水処理分野で多くの実績を挙げる同社をグループ化することで、関東地区における同分野での今後の市場開拓に弾みをつける。今回の子会社化に伴い、新体制として同社の代表取締役にゼオライトの松井真二専務、取締役に前社長の小松隆博氏が就いた。

ゼオライトの嶋村社長は「排水処理技術が高く評価され、大手食品メーカーや化学メーカーとの取引実績もある。関東地区における排水処理市場のさらなる深耕につなげたい」と話している。

新港テクノは2000年9月設立、資本金は1千万円、24年8月期の売上高は2億2500万円。