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業務用消臭除菌商品の販売を開始  シードコーポレーション    初年度売り上げ1800万円見込む


 不動産会社や賃貸入居者向けに24時間トラブル対応サービスを全国展開する株式会社シード・コーポレーション(福岡市中央区薬院3丁目、鈴木順子社長)は5月1日、臭気ガスなどを一掃する業務用の消臭除菌商品の販売を開始した。
 同社代理店である不動産仲介や管理などに携わる企業1500社に対するサービス拡充の一環で、不動産業者向けの商材販売を全国的に手がける株式会社不動産ビジネス研究所(東京都港区浜松町1丁目、井上勲社長)と提携することで実現。不動産企業は、同商品を新規入居者やオーナーに提案をする。
 同商品は吉野ヒノキやミントから抽出した天然の製油を使っているのが特徴。開口すると4分間噴射するスプレータイプ「FBKジェッタ」と、1~2カ月程度香りが持続する芳香剤の入った置き型タイプ「FBKクリアボール」があり、それぞれ6~8畳分の部屋をカバーする。ジェットスプレータイプ1箱(30個入り)21420円から。すでに福岡県内などの不動産会社12社に納入しており、初年度売り上げ1800万円を見込む。鈴木社長は「弊社の代理店(不動産企業)向けに賃貸物件の入居希望者が増える仕掛けとなる商材のラインナップを多く取り揃えることで、当社の存在価値を高めたい」と話している。
 同社は2007年4月設立。資本金1200万円。従業員10人。鈴木社長は福岡市出身。1978年12月1日生まれの34歳。九州産業大学卒。趣味はマリンスポーツ、スノーボード、ゴルフ。