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株主優待制度をポイント制に変更 ウチヤマHD


週刊経済2024年1月2日、10日合併号

900株以上保有の株主対象

介護事業やカラオケ、飲食事業を展開する㈱ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区熊本2丁目、山本武博社長)は12月19日付で、株主優待制度を変更した。
同日に実施された取締役会で決議したもので、株主との交流活性化、および株主情報管理の電子化による効率化で、企業価値の向上や事業拡大に繋げる狙い。従来の制度は、毎年3月末で株主名簿に記載している400株以上保有の株主にお米券5キログラム分を進呈していたが、新設された「ウチヤマホールディングス・プレミアム優待倶楽部」では、900株以上の株主の保有株式数に応じて毎年5月中旬にポイントを付与。900株以上が3千ポイント、1千株以上が6千ポイント、1500株以上が1万2千ポイント、2千株以上が1万5千ポイント、3千株以上に2万5千ポイントが進呈される。貯まったポイントはウチヤマホールディングスグループが運営する飲食・カラオケ店で利用可能な優待券のほか、米やブランド牛など食品、銘酒などの飲料、電化製品、体験ギフトなど5千種類以上の商品と交換可能。翌年3月末日で株主名簿に900株以上を継続保有されている場合のみ、最大1回までポイントを繰り越せる。また、5月中旬には株主限定の特設ウェブサイトも設置する計画。同社では「新しい優待制度で、当社株式への投資の魅力をより一層高めたい」と話している。