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東部市場跡地の複合商業施設が開業 大和リース


九州初の「BRANCH」ブランド

大和リース㈱(大阪市中央区、森田俊作社長)は11月30日、福岡市東区下原4丁目に複合商業施設を開業した。
名称は「BRANCH(ブランチ)福岡下原」。同ブランドは地域のコミュニティを育む拠点として、体験型施設や交流スペースを設けた新しい業態の複合商業施設で九州初進出。全体では神戸学園都市(兵庫)、茅ヶ崎(神奈川)、仙台(宮城)に次ぎ4カ所目となる。場所は九州産業大学北東側の福岡市東部市場跡地。敷地面積は2万2040㎡、建物は鉄骨造2階建て、延べ床面積1万1061㎡。第Ⅰ期として、今回はスーパーマーケット「マックスバリュ」のほか、めんたいこ「ふくや」、ドラッグストア「マツモトキヨシ」、100円ショップ「キャンドゥ」、リサイクル店「セカンドストリート」など16テナントがオープン。
今後はフィットネス「ジャザサイズ」(19年1月開業予定)をはじめ、第Ⅱ期で12店舗(19年春予定)、第Ⅲ期で6店舗(同年秋予定)がオープンし、計34店となる。また、同社が開発運営している、商業施設で地域社会・NPOとともに推進する地域交流と活動の拠点「まちづくりスポット」を設け、人や情報のコミュニティスペースとして展開する。駐車場台数は340台(うち急速充電器用1台)。駐輪台数75台(うちバイク8台)。30日はセレモニーが開かれ、谷本政樹同社執行役員福岡支社長や佐々木勉マックスバリュ九州社長らが出席。カウントダウンで関係者らがテープカットし、華々しくオープンンした。
同社は1959年創業、47年7月設立。資本金217億6838万2519円。従業員2339人。2018年3月期売上高は2128億6000万円。複合商業施設は都市型の「Bivi(ビビ)」、郊外型の「Frespo(フレスポ)」、コミュニティ型の「BRANCH」の3ブランドを全国展開している。

2018年12月11日発行